赤毛のアン

今日は、たまプラーザの展覧会会場に夕方から行きました。しかし、カメラも携帯も忘れ会場写真撮れず。なので初日に撮影した画像です。誰もいない瞬間に撮影📷✨(写っているのは作家たち)
最近、制作しながら世界名作劇場アニメ「赤毛のアン」を流しています。
名作だなーと思います。人の動きが滑らかではないのですが、微妙な表情や間の取り方から、思いやりや愛情が伝わってきます。子どもの頃には分からなかった良さが凄く見えてきて、大人になって見るのにとても良いアニメだと感じます。なんか沁みます。
学生の頃見直した時はマリラにとても惹かれました。顔は無表情だけど愛情に溢れている人で、とても好きな人物です。
私が子どもだった頃は、坦々と描かれるアンの生活の中に憧れがたくさんありました。ダイアナの部屋のインテリアに憧れ、アンとダイアナのおままごとに憧れ、マリラが何気なく料理する姿に憧れ、絨毯を歩く靴の音に憧れ、アニメで得たその憧れを自分の生活で試してました。といっても、母親のハイヒールを履いて土足で家の中を歩いたり(誰もいない時に)、おままごとにお菓子を持ち込むくらいでしたが。でも、そういうところから子どもは自分の生活に興味を持つのかもしれません。生活を描くアニメは生きる事を教えてくれているのかもしれません。このアニメには宮崎駿と高畑勲が関わっているから、まさにって感じもします。宮崎駿のもののけ姫は「生きろ」ですし、ひこうき雲のアニメは「生きる」ですし。

次の広島の展覧会までは、赤毛のアンを流し続けならがら制作しようかなと思います。