この間、損保ジャパン美術館で行われている「フランスの風景 樹をめぐる物語 コローからモネ、ピサロ、マティスまで」を見てきました。損保ジャパン日本興亜美術館、初めて行きました。
一番好きと思った絵がこの絵でした。
ギュスターヴ・カイユボットの「セーヌ河岸、プティ・ジュヌヴィリエ」
作者名を見た時、カイユボット!とちょっと驚かました。私はオルセー美術館にあるカイユボットの作品「床に鉋をかける人々」が好きなので、同じ人の作品なんだーとなんかちょっと嬉しかった感じです。
これがカイユボットの「床に鉋をかける人々」です。床と人の体に外光が反射してる感じ、床の削れてる感じ(削ってあるところと削ってないところの差)が好きです。床削ってんなー!ていうリアルな雰囲気が好きです。
損保ジャパン日本興亜美術館の頭には東郷青児記念という言葉がついていて、東郷青児の作品を所蔵していました。なんでこのような形に女の人を描くんだろうなと思ったのですが、東郷青児の展示作品に、キュビスム的な作品があったので、キュビスムの影響かーと納得しました。
ゴッホのひまわりがありました。収蔵してました。あ、ひまわりだ。と思いました。一緒に見に行った友達が「名探偵コナン…」とつぶやいてました。アニメ名探偵コナンによるとゴッホのひまわりは7枚あるらしいです。両脇にはセザンヌとゴーギャンの絵がありました。
ゴーギャン。平面的で装飾的に描くゴーギャン。
ゴーギャンが誰だったかに絵を教えたとき
ゴ「君にはあの道が何色に見えるかね?」
誰か「ちょと青みがかって見えます。」
ゴ「では青で塗りなさい。」
誰か「え、青だけで?」
ゴ「そうだ。他の物もそんな感じで描きなさい。」
って感じで教えたことからナビ派がはじまったみたいのがあった気がします。展覧会のおかげでふと思い出した
けど、おぼろげな記憶…。本でも読み直さないとかなと思いました。
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